Co st a Ri c a

2012年7月11日

昨日は早く寝たので，朝５時に鳥の声で眼を覚まします。庭へ出てると，まだ明けやらぬ川が すぐ前です。これは対岸のロッジ。 泊まったロッジも撮っておきましょう。 朝食前の 5:45 から，屋根なしボートに乗り込みます。 これはボート乗り場。 イグアナが木の上で休んでいます。 ボートが近づいても逃げない小さな鳥(ツバメ）や鵜の仲間？ ポツリポツリだった雨がだんだん激しくなりました。レインコートの下は着ていましたが 傘はあまり役立ちません。上着はほとんどずぶぬれ。上のレインウェアだけの人は，ズボンがずぶぬれ。 ちょっと早めに2時間ほどで切り上げて，朝食。9:30 から2度目のボートへ。懲りたので レインコートの上下で完全武装します。 雨期だからしょうがありませんが，雨は朝よりひどくなりました。 川岸には大きな木が板根を張っています。 ガイドが目を凝らして岸の生き物たちを探してくれます。 木の上には，背に大きなひれのあるトカゲ（グリーンバシリスクのオス） 遠くで（ミユビ）ナマケモノが木の枝にぶら下がっているのが見えます。 木には猿（マントホエザル）の群れ。 トゥカン（サンショクキムネオオハシ）も数羽見ることができました。 遠くでは群れていたのですが。 イグアナの子供やクロコダイル（カイマン）の子供も。 雨はだんだんあがってきましたが，昼食の時間です。 午後はちょっとボートで行って，近くの散策。ココナツの汁を吸って乾きを癒し， 防風林の手前の道を抜けて帰ります。カメラを持ったブラジル人の奥さんを持つスイス人と しばらく一緒に歩きました。彼はなんでも撮るそうです。私は虫専門。 帰りに蝶を撮りました。 しばらく休んで，今度はガイドさんが宿の近くの自然を案内してくれます。 それまで気が付きませんでしたが，周りにはハキリアリの行列があちこちにあります。 右は植え込みにいたイグアナの子供。 クコのような赤い実を食べると，味が変わるそうで，確かにその実を食べた後，レモンを かじっても酸っぱくありません。 ロッジの屋根の下には，小さなかわいいコウモリ。フクロウチョウも。 昨日は入口がわかりませんでしたが，マワンバロッジには，チョウ園やカエル園がありました。 ハキリアリの行列をまたいで入ります。ちょっと入った所で，ガイドが小さな 薄茶色の鳥を見つけました。コスタリカではケツァールやトゥカンなど派手な鳥がもてはやされて いますが，ジャングル中に住んでいるこの目立たない鳥は，最近発見されたばかりだそうです。 人が近づいてもほとんど動きません。 ここで解散。後は夕食まで自由時間です。これはチョウ園で撮ったもの。 こちらは，カエル園で。左はアカメアマガエル？（はい） 眠っていると目が網目模様。 カエル園の中のカエルはなかなか見つかりません。 左は先に入っていたドイツ人らしき人に教えてもらったマダラヤドクガエル。 右は私が見つけたイチゴヤドクガエル。ドイツ人らしき人が”赤いのを見たか”と言っていたので， 知らせてあげようと思ったのですが，彼はもう園から出ていった後でした。 モルフォチョウの園もあり，すごい数のモルフォチョウがいます。 でも翅を開いているものはほとんどありません。 右はもう一度戻ったチョウ園で撮ったもの。 チョウ園の奥にジャングルウオークの道が続いているようです。少し入りましたが， 薄暗くなってきました。誰も歩いていないし，蚊も出てきました。あとで考えれば， この道をずっと歩けばもしかしたらスカシジャノメに会えたのかもしれません。 帰り道のハキリアリを撮って部屋に帰ります。 明日はトルトゲーロとお別れです。でも出発時刻がわかりません。英語が プアなので聴き逃したと思い，夕食のとき同じツアーの仲間に聴きましたが 彼もわからないとのこと，ガイドを探さないといけないなあと思って食事を していると，かわいい女の子がやってきて，9:20に荷物を集めて，9:30にボート だと教えてくれました。多分，先ほど尋ねた仲間が伝えてくれたのでしょう。 夜が冷えるので，食事のあと土産物店で長袖を探しましたが，ここには置いてない とのこと。仕方がありません。 小さな木彫りのトゥカンのついたブックマークを土産に買います。