虫友とアジアイトトンボを観察に行ったとき，羽化したてのアオモンイトトンボや羽化殻がたくさん見られ，秋だというのにまだ羽化しているのかと驚きました。アオモンイトトンボの羽化を撮ったことがなかったので，次の朝６時に現場に着いて観察していると，あちこちからヤゴが草に登ってきます。形のよい草に登っているのを見つけ，それに決めてカメラを構えていたのですが，羽化する直前になって動き回り，ポーズがなかなか定まりません。羽化を始めてからも，体を抜くまでは静かだったのですが，羽がでてしまうとまた動いてしまい, 乾かすときにはまたポーズが変わりました。

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形のよい草に登っているヤゴがなかなか羽化を始めないので，まわりの草で羽化しているものにもレンズを向けました。でもそれと決めたヤゴが気になってなかなか落ち着いて撮れません。
左の写真には２頭の羽化が写っていますが，たくさんのアオモンイトトンボのほかに，ホソミオツネントンボの羽化もあったので，どちらか（多分上）はホソミオツネントンボかもしれません。