ヒメサナエの雄たちは本当に何時間でも同じ石の上でじっと雌を待っていますが,太陽が照りけるとしっぽを上に上げて逆立ちをします。石の上は火傷をするくらい熱くなりますが,しっぽを上げることで少しは暑さがやわらぐのでしょうか。あちこちの石の上でポーズを取っているのを見るのは楽しいものですが,本当は彼らも楽ではないのかもしれません。
前から見たとき,胸の黄色い２本の線の横に,黄色い小さな丸い点があるのがヒメサナエでないのがオジロサナエだということを,今年虫友から教わりました。成虫は少し雰囲気が違うのですが,羽化したばかりのものはよく分からなくて,間違っていましたが,これで大丈夫です。どうもありがとうございました。

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左の写真は,いつもとは違うもう一つの川の縁でみかけました。ここは川幅が狭くて、周りの木や草の葉の上にたくさんとまっていました。
下の写真は草の葉の上で休んでいる雌のようです。雌の方は模様の黄色が明るく感じます。