今日は池の岸の草のまわりから,たくさんの羽化したてのホソミオツネントンボが飛び出しました。ホソミオツネントンボよりもすこし細身のホソミイトトンボもいくらか混じっているようです。小さいのですが,けっこう長いので,目からしっぽの先まで,なかなかピントが合いません。
池の岸の草で羽化をすることがほとんどのようですが,池の中にも羽化殻がありました。ホソミオツネントンボのものか,ホソミイトトンボのものか,私には見分けがつきません。
今日は秋の彼岸でお休み。春にたくさんのホソミオツネントンボやホソミイトトンボで賑合う池に,アカネでもでていないかなーと探しにいきました。まだ少し早かったのかアカネの姿は見えません。水の少なくなった池は,先がちょっと丸くなった小さな水草に一面に覆われていて，周りではマツムシやスズムシがチンチロリン〜♪リーン〜♪♪と澄んだ声を響かせています。しばらく耳を澄ませたあと長靴で池の中に入ってみると,透明な羽をキラキラさせながらたくさんの小さなトンボが飛び立ちました。羽化したばかりのホソミイトトンボです。今から体を褐色に染めて冬を越す準備をするのでしょうか。とても弱々しいので少し心配です。